思わせぶり?なパッション溢れる可憐な香り「ドルチェ・リリー」新作レビュー

フレグランス

2022年3月2日に全国発売となったドルチェ&ガッバーナの新作香水ドルチェ・リリー。

ピンクのボトルに、ピンクリリーをあしらった花形のボトルキャップがなんとも可愛いデザインの春の新作です。

ブランドが”自信に満ちた若い女性への成長を体現”した香りというようにエネルギーに溢れたフルーティフローラルの華やかで甘い香りとなっています。

香りの構成と価格

トップノート:イタリアンベルガモット、パッションフルーツ

ミドルノート:ピンクリリー、ローズ

ラストノート:ムスク、サンダルウッド、バニラ

▼調香師

ナタリー・セット、ニスリーン・グリーエ

▼価格(税込)

30mL:7,920円

50mL:10,670円

75mL:13,420円

レビュー:ブドウのようなフルーツ感溢れる香り

トップノートに配されたパッションフルーツがそこまで甘すぎず、春夏に纏いやすい軽やかな甘さを実現してくれています。

近い香りで言うとブドウのような感じ。

この香りであれば、甘い香りが苦手な方でも大丈夫という方も多いのではないかと思います。

オードトワレのため、3時間ほどで香りは収束していきます。

3時間しっかり持つというよりは、トップから同じ香りを保ったまま、ゆっくり弱くなっていくイメージです。

バニラやムスクを香料に使用していますが、正直存在感を感じることはほとんどなく、香りの持続時間を高める役割に徹してくれている印象です。

ピンクリリーの花言葉は”思わせぶり”

ドルチェ・リリーのメイン香料である「ピンクリリー」の花言葉は”思わせぶり”です。

たしかに香りも可愛さが溢れており、愛嬌を振りまく女性から香るとコロッといってしまいそうな雰囲気もあります。

小悪魔体質の女性にピッタリな香りだといえるかもしれません。

イメージモデルのディーヴァー・カッセルも17歳と若いですが、少し挑戦的な花言葉の香りを体現しているのか、とても10代には思えない佇まいをしています。

彼女は前作「ドルチェ・ローズ」に引き続きイメージモデルを務めています。

ドルチェシリーズとは

香りの庭園をコンセプトに、フルーティーフローラルな香りのコレクションを展開しているドルチェ&ガッバーナの香水シリーズです。

ボトルは女性らしい曲線のエレガントなシルエットに、花型のボトルキャップがセットになった可憐なデザイン。

人生の楽しみを忘れない、生命力にあふれた魅力的な香りが揃っています。

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